TALK ── 004
この講演の要点
「いつもと違う」に気づけるのは、日々関わる支援職と地域。診断は専門家に任せてよい。気づきを共有できる言葉に変換し、大きくなる前に連携の入口へつなぐための90分です。
90分の構成は3部です。第1部「いつもと違う」を拾う──困りごとを病気・状況・環境の3つで捉え、気づきを6領域(生活・行動・認知・身体・家族・社会)で集める。第2部 緊急度を見極める──「今すぐ」と「早めに」を分け、迷ったら1人で抱えない。第3部 伝えて、つなぐ──観察を医療に伝わる言葉へ変換し、つないだ後も見届ける。ミニワークとケース検討で、その場で使える形にしました。
「認知症っぽい」「うつっぽい」という診断ふうの言葉ではなく、「いつから・何が・どう変わったか」という事実の変化で共有すると、医療側は格段に動きやすくなります。診断名を付けるのは専門家の仕事。支援職・地域の強みは、生活の場での変化に最初に気づけることです。
「大丈夫」「行きたくない」と言われたときの選択肢(間を置く・本人の困りごとに沿う・別ルートで相談する)と、支援を断られても関係を保ち続ける工夫まで扱いました。受診がゴールではなく、つながりを残すことがゴールという視点です。全ケースに正解があるわけではありません。迷ったら地域包括や専門機関への相談から始めれば十分です。
この資料は、実際の登壇から生まれています。
MITSUNOWA MEDIA & LAB の記事・資料は、精介AIコミュニティで持ち寄られた「やってみた話」が元になっています。読むだけの参加も歓迎です。